NeoPixelで出来たフルカラーシリアルLEDテープを使って電飾ケースを作ってみました。
実際に各LEDを制御するプログラムは他に記事がいっぱいあるので、ここでは100円ショップなどで手に入るケースを使った工作の過程をまとめてみますね。
先ずは必要な材料です。
・メスーオスジャンパーワイヤ(秋月)
・LEDテープ(スイッチサイエンス)
・Arduino(スイッチサイエンス)
・スペーサー(写真と違うけど秋月)
・L型ピンヘッダ(秋月)
・ピンヘッダ(秋月)
・100円ショップ、コレクションボックス2種
次は工具。自分はいつも以下のセットを使っています。
・テスター
・ニッパ
・ラジオペンチ
・半田ごて、置き台
・半田
・ヒートクリップ
・カッターナイフ
・リーマー(穴を広げるので)
・ピンバイス
・ドリル
・+ドライバー
・細い油性ペン
さて、とりあえず2個のケースを重ねるとどんな風になるのか見てみましょう。下にArduinoが入って、上に模型が入ります。
では、早速工作を初めて行きましょう。Arduinoをどこに置くのか決めたら、ねじ穴の位置を油性ペンで記録しておきます。
次はドリルで穴あけです。買ったスペーサーに合う大きさで開けて下さいね。
開けてみました。とりあえず3カ所に開けました。
スペーサーで据え付けるとこんな感じになりますね。
では、今度は電源の穴を開けましょう。Arduinoを入れた状態で透明のカバーをかぶせて、電源の場所を出します。ドリルで穴を開けてリーマーで広げます。こんな感じですね。
次は電飾部分の加工です。LEDテープをケースの中にnの字型に貼り付けられるように、テープをケースのサイズに合わせて切ります。接着はスポンジの入った両面テープですると確実です。
貼り付ける前に半田付けをして置きます。ピンヘッダでうまいこと配線が出来ますね。このピンヘッダは後で下のケースに刺さるので、それを忘れないように。
ケースの上部はこのようにL字型ピンヘッダを使って処理しておきます。
半田付けが終わったら貼り付けましょう。ピンヘッダが下のケースに刺さるように、うまく貼り付けて下さいね。
さて、LEDテープに半田付けしたピンヘッダが刺さる穴を開けます。これも実際にケースを合わせてそこに油性ペンでマークを付けておき、ドリルで穴を開けます。
逆方向にもダミーで穴を開けて、そこにダミーのピンヘッダを刺せるようにします。この2カ所がちゃんと刺さっていればずれる事もないです。ピンヘッダは両面テープで貼り付けておきます。よく剥がれるようであれば接着剤で付けてしまいましょう。
上のケースと下のケースを組み合わせたら、Arduinoとワイヤで接続します。中に入れる物は両面テープで固定しましょう。また、透明ケースはちゃんとお互いを固定している訳ではないので、マスキングテープなどで固定して作業するといいでしょう。
組み上げたら電源を入れてテスト点灯!
こんな感じで、安くて簡単に作れる電飾ケースのご紹介でした。