iPhone用の着信音の作り方(Mac編)

今更ですが、iPhone 5cにしました。今までは、モバイルルーター+iPod touchという小学生のような構成で運用していましたが、DoCoMoからiPhoneが出たので機種変更をしてみました。いや、正確に言うと、iPhoneはMNP+学割で入って、今まで持っていたモバイルルーターを解約したんですがね。

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さて、そんなわけで、iPhone用の着信音を作ってみたのでメモしておきます。環境としてはOS X(10.7.5)+iTunes(11.1.2)+GarageBand ’09(5.1)です。OSからなにから微妙に古いので、適当に脳内変換して読んで下さい。

あ、使いたい音や曲は既にiTunesに入っているって前提です。先ずはGarageBandを起動します。
01 GarageBand の起動
こんな画面が出るので「iPhone着信音」「Voice」を選んで下さい。

そうすると、こんなダイアログが出てきます。
02 ダイアログ(何でもいい)
べつにここはどうでもいいです。「作成」で次に進みましょう。

GarageBandの最初の画面には、音声を入れる事が出来るトラックが2トラック表示されています。今回は、上のトラックだけを使用します。
03 ここに音を入れ込む

では、さっそく、切り抜く元になる音・曲ファイルをiTunesからGarageBandにドラッグ&ドロップします。
04 iTunesからDandD

そうすると、音声がオレンジ色の部分として入りますね。
06 上の黄色いバーが全長
注目して欲しいのは、音声の上にある黄色いバーです。このバーを使って切り抜く範囲を指定してやるのです。黄色いバーの左右端をドラッグすると、切り抜き範囲を変更する事が出来ます。(開始位置と終了位置の両方を編集出来ますよ。)

ちなみに、長い曲だったり、黄色いバーがどこに行ったか判らなくなったり、黄色いバーの左右端がどこにあるか判らなくなってしまった場合などには、GarageBand左下にある、この拡大縮小用のスライダーを使用します。このスライダーを使うと、音声の開始タイミングや、終了タイミングを厳密に設定したいときなどにとても便利です。切り抜きたいところを段々絞り込んで、拡大して微調整していきます。
06 全体のサイズの変更

黄色いバーの右端を左に寄せて切り抜きたい範囲を設定してみました。
07 全体の時間を短くしてみた

これでもう基本的には完成です。GarageBandからiTunesに曲を転送しましょう。
09 iTunesに転送

ではiTunesの着信音を見てみます。
10 iTunesに出来てる!
をを!出来てる!

後は、iPhoneをiTunesにつないで転送するだけですね。

こんな簡単に着信音が作れます。今のところ、我が家のiTunesに入っている音声や曲で、GarageBandに送れなかったファイルはないので、多分ほとんどのファイルは着信音に出来るのではないかと思います。とはいえ、念のため自分の環境で確認してみて下さいね。あ、着信音には最大再生時間があったはずなので、その辺も気をつけて。

賢明な皆様はとっくに気付かれていると思いますが、GarageBandを使えるって事は、音声のクロスフェードなどもできるし、エフェクトや音を加える事も出来るって事です。最初は既存の音源を使うのも面白いですが、慣れてきたら自分で作るのも楽しいですよ!

では、皆様も素敵な着信音ライフを(あるのか?そんなライフ?)

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