OS XのアドレスブックからiPhoneの連絡先にデータ移行

ああ、パトラッシュ、データが全部消えたよ…。

ガラケーからMacのアドレスブック→iCloud経由でiPhoneにデータを送ろうとしたら、全てのデータが消えました。手順を変えて試したらうまく行ったので、その手順をメモしておきます。手順を間違えると、せっかく修正したデータが全部パーになるので要注意です。(データが消えてしまうパターンは、記事の一番最後に書いてあります)

※ 本記事を元にデータが飛んでも責任が取れません。必ずバックアップなどをこまめにとって下さい。

アドレスブック

前提として、ガラケーからiPhoneに乗り換える状況を想定しています。ガラケーからiPhoneに直接データを引っ越してしまうとデータの修正が面倒くさいので、Mac上でデータを修正してからiPhoneに転送します。

作業前に以下の状態になっていることを確認して下さい。
・元データはガラケーから microSD に引き上げ済み
・iPhoneの連絡先はからっぽ
・OS Xのアドレスブックはからっぽ
・OS Xのシステム環境設定のiCloudにログイン済み
・ちなみに、我が家はOS X 10.7.5, iOS 7.0.2

この手順のキモは「編集中はMac側とiPhone側双方から同時にiCloudにつながないようにする」です。

手順の概略です(重ねて言いますが、この時点でMac,iPhone双方にデータが無い状況です)。
・iPhone側のiCloudの同期をOff
・Mac側のiCloudの同期をOff
・Mac側のアドレスブックに、ガラケーのデータを読み込み、編集する
・Mac側のiCloudの同期をOnにする(これで、iCloudにMac側のデータが入ります)
・iPhone側のiCloudの同期をOn

では、細かい作業を見ていきましょう。


【iCloudとの接続を切る】
先ずは、iCloudとの接続を切ります。

最初に、iPhoneの「設定」「iCloud」にある「連絡先」をオフにします。この際、データの削除などを尋ねられると思いますが、iPhoneにはデータが無いはず(前提)なので、消しても構いません。(と言うか、消えて困るデータがありません。)

次に、Macの「システム環境設定」「iCloud」から「連絡先」のチェックを外します。この際にも、同期を切るのでデータを削除するかどうか聞いてこられたりしますが、そもそもデータがない前提なので消しても問題はありません。

【データを編集する】
microSDからデータを引き上げます。

一部機種はそのフォルダーが不可視属性になっていると思うので、適当なツールかコマンドで以下のファイルを探し出して下さい。(当初FAT上で不可視属性がかかっている可能性を忘れていて、探すのに手間取りました)
PRIVATE/DOCOMO/BACKUP/SD_PIM/ADDRESS/ADDRESS.VCF

とりあえず、適当な場所(デスクトップとか)にコピーしたら、ADDRESS.VCF をダブルクリックします。すると、アドレスブックが起動してデータを読み込んでくれます。

データを読み込んだら編集しましょう。読み仮名の不備や、既に連絡を取っていない人の削除、半角で登録した内容を打ち直すなどの作業をします。自分のデータでは、登録したはずのない1月1日の誕生日が設定されていたり、何故か読み仮名が落ちていたりすることがありました。

編集途中でデータのバックアップを取っておくと安心です。カードを全部選択(「編集」「全てを選択」)したら、「ファイル」「書き出す…」「vCardを書き出す…」を選択して、適当な名前を付けてセーブしておきましょう。自分の場合は、50件程度修正する度に名前を変えて保存しました。

全ての編集が終わったら、もう一度上記の方法でデータのバックアップを取ります。

【iCloud経由でデータを送り、同期させる】
データの整理が出来たら、iCloudにアップします。

Macの「システム環境設定」「iCloud」から「連絡先」のチェックを入れて、データの結合を行います。結合をする、と言っても、iCloud側にデータがあるわけではないので、実質上書きです。

数分待って、今度はiPhoneの「設定」「iCloud」にある「連絡先」をオンにしましょう。オンにしたらまたしばらく待ってから連絡先を開いてみます。Mac側で作ったデータが反映されていますか?もしかすると、一度連絡先を落として立ち上げ直すとちゃんと反映されているかも知れません。

最後に、念のためMac側のアドレス帳を起動して、意図しないデータで上書きされていないかを確認します。ここで問題ないようであれば、データの編集と引っ越しは完了です。お疲れ様でした。


【余談:失敗した手順】
ちなみに、自分は以下の手順でデータを全て飛ばしてしまいました。

・iPhone側でiCloud ON → 電源切る
・Mac側でiCloud ON
・住所をアドレスブックに読み込む
・アドレスブック上で修正→アドレスブックを閉じる(ここに2時間くらいかかった)
・iPhone電源ON(何故かデータが反映されず)
・Mac側アドレスブックを開くと、何故か一件だけのスッキリ状態に

ガラケーから引っ張り出したデータ(ADDRESS.VCF)は無傷だったとは言え、2時間かけて綺麗にしたデータが綺麗サッパリ飛んだのにはさすがのワタクシも脱力と怒りと愛しさと切なさと心強さで、ガックリきました。

皆様におかれましては、安全快適なデータ移行ライフをお楽しみ頂ければと思います。お気づきの点などございましたら Twitter の @a_ono までご連絡を頂ければ幸いです。

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