藤沢に新しくできたFERMENTさんが自分にストライクなので

Makers Fair Tokyo 2014で見かけた方も結構いらっしゃるとは思いますが、JR藤沢駅から線路沿いに辻堂方面に行った所に、FERMENTさんと言うちょっと変わった施設が新しく出来ました。
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この場所は元々Panasonicの工場があったところで、全てを更地にしたところに宅地や小規模ながらショッピング施設などが入る藤沢SSTと言う施設として再開発されました。FERMENTさんはその一角にあります。ここには、レーザーカッターや3Dプリンターを始め、食品専用のレーザーカッター、炊飯器、餅つき器、真空包装機、缶詰機、アイスクリームを作る機械、デジタルミシン、CNC、ペーパーカッター、巨大な鍋、ずんどう、鰹節削り機、パスタを作る機械など、ちょっとfablabなどとは違った道具が揃っています。

自分のイメージでは、fablabはあくまで工業製品を作る人の発想の延長として考えられ、今までそれらの機材に触れたことのない人との接点として整備されてきたようなイメージがあるのですが、どうもFERMENTさんは「まず日常の生活ありき」で、生活の中で日々物を作るための道具の延長としてレーザーカッターや3Dプリンターがあるようなのです。

この軸足の違いが他のfablabさんとは決定的に違うと感じました。もちろんレーザーカッターなどは他のfablabさんなどと同じ物を使っているので、最終的に出来ることは同じなのかも知れないのですが、発想の視点がかなり違うと感じました。例えば、レーザーカッターの二台の内一台は食品専用なんですよ!

そして、FERMENTさんの野望として「ここでユーザーが作った物を製品化して売る」というのがあるそうです。そのために設備も整備して調理師や各種免許も申請中だそうです。食品を加工してパッケージに詰めて、その包装パッケージの企画もデザインも制作までもワンストップで出来る。すげー、と思いましたよ、ええ。

今まで個人の自宅ではなかなか出来なかった「食の工業化の為の最初のステップ」をこの施設一つで体験して実践することが出来る。これって画期的なことだと思います。食品自体も大切なのですが、最近の食品業界はデザインやパッケージなどにおける競争も激化していると感じます。東京駅の地下のお土産屋さんや食品売り場をパッケージ中心の視点で眺めると良く判ると思いますが、そういった高度化された(味や値段だけの勝負ではない戦いである、と言う意味)食品ビジネス界に飛び込むための準備運動が出来る素晴らしい施設だと感じました。

食品だけではなく、四季折々のイベントで使うちょっとした物を作るのにも最適です。いまならお正月。もうすぐ豆まき、バレンタイン…。年末はクリスマスとかありましたよね。そこで使う色々な小物を「買ってくる」のではなくて「自分で作れる」んです。店に気に入る物がなければ自分で作ればいいんですよ!日常の色々な小物や道具も作れます。

是非一度、FERMENTさんに行かれてみては?

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