※この記事は2010年10月19日のものです。
最近はラブプラスのおかげで熱海がやや活気付いていると聞きます。特に、ゲーム中に出てくる旅館では2ヶ月で400名を越える人が宿泊。周辺の店ではグッズが売れるなど、今までに無い客層で賑わったそうな。
さて、そんな折り、ワタクシも熱海に行って参りました。正確には「磐梯熱海」。場所は郡山の左手、電車で16分ほどの所です。別に、ラブプラスをやっているからではなく、たまたまそっち方面に行くことがあったのでついでに行ってきただけですが。
そこで、4軒ほどの日帰り温泉に入ってきました。料金は店によってまちまちで、200円(!)から800円の間でした。他の日帰り温泉をやっている店によっては1000円を超える価格の店もあったのですが、そもそも何軒も回る予定だったので高いところは却下。まあまあの所もあったのですが、結論から言うと「さびれて当然」な感じの温泉街でした。もちろん、僕の行かなかった高い店はきっと素晴らしいんでしょうが、少なくとも僕の行った店は値段の割には「また来よう」と思わせる物が全く無かった。すごくうるさい(お年寄りがボリューム全開でカラオケをしている)とか、湯が汚いとか、休憩するところが喫煙室しかないとか、余りにも施設自体が古すぎてシャワーもない、とか。
先ず考えられる原因として「改善活動がない」と思われます。これだけ温泉があるのであれば、その団体の中で勉強会や、それぞれの宿を見て回り、いい所や悪い所を指摘しあって全体を良くするような活動くらいすればいいのに、どうもそれをしている気配がない。浴槽にある窓が汚れまくってたり、でっかいクモが巣を張ってたり、宿によっては客の通る場所に何故か数日経過したような梨の切れ端が置いてあったりした宿もありました。それらは別にお金をかけてする改善でも何でもなく、掃除や整頓が出来ていればいいだけの話。駅前の足湯も夜になって誰もいないのに(相当な時間湯が循環してるはず)、湯に油やゴミが浮いていたりと、町の顔である場所の管理もちゃんと出来ていない感じ。これじゃ「また来よう」ってお客さんも居なくなりますよ。
長野の茅野市に良く行くのですが、ここはどこも安くて居心地のいい温泉ばかり。ここを基準にすると、磐梯熱海は相当レベルが低いです。
茅野市 温泉施設
駅前にあれだけ温泉宿が密集しているせっかくの街なのに、もったいなさすぎ。本気出せ、磐梯熱海!