そんなわけで、CakePHPで作られたredmineである「CandyCane」をさくらのサーバーにインストールしてみた。
そこで一カ所はまった部分を先に書いてしまうと、3カ所の .htaccess に RewriteBase を設定してやる必要があった。手順は後ほど。
前提として、http://hoge.com/index.html は /home/hoge1/www/hoge/index.html に対応している物とします(これも契約によって途中のパスが違うので、適宜読み替えて下さい)。
先ずは、FTPなどでさくらのサーバーにCandyCaneを転送してやる。CandyCaneは、先のリンクの github から丸ごと ZIP で落としてくる。多分名前は candycane-master.zip で落ちてきたはず。その ZIP を /home/hoge1/www/hoge/ に転送してやる。
次に、SSHでログインして /home/hoge1/www/hoge/ に移動して「unzip candycane-master.zip」を発行して解凍する。解凍が終わったら candycane-master.zip は不要になるので、消してもいいです。
CandyCaneは、初回アクセス時に、DB などへの設定を含めたインストーラーが起動するので、それに先立ち、さくらの DB の設定を調べて控えておくこと。
(以下の値は契約によって違います。あくまでイメージです。)
DBサーバー:mysql999.db.sakura.ne.jp
データベースのユーザー名:hoge1
データベースのユーザー名:hogepass091
データベースのインスタンス名;hoge1
そして、さくらのレンタルサーバーに CakePHP をインストールする際に変更が必要なのが .htaccess だ。最初はこのファイルの存在自体に気付かなかったのだが、これを正しく設定しないと 400(Bad Request) や 404(Not Found) が出てしまうので修正が必要。
変更が必要なファイルは以下の3つ。
1)/home/hoge1/www/hoge/candycane-master/.htaccess
2)/home/hoge1/www/hoge/candycane-master/app/.htaccess
3)/home/hoge1/www/hoge/candycane-master/app/webroot/.htaccess
それぞれに、以下の値を設定します。
1)/home/hoge1/www/hoge/candycane-master/.htaccess
RewriteBase /candycane-master
2)/home/hoge1/www/hoge/candycane-master/app/.htaccess
RewriteBase /candycane-master/app
3)/home/hoge1/www/hoge/candycane-master/app/webroot/.htaccess
RewriteBase /candycane-master/app/webroot
ここまでで事前の準備と調査は終了しました。さあ、http://hoge.com/candycane-master/ を開いて、インストーラーを起動してみましょう!