※この記事は2010年10月23日のものです。
一世を風靡したカセットテープも、CD や MD の登場を経て、MP3 プレイヤーも普及した今となっては殆ど買う人もいないようです。それでもまだ音楽を趣味にしている高齢の方はカセットテープを使っているようですが、SONY はついに Walkman の生産を中止しました。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101022_401936.html
自分が一番最初に買って貰ったカセットデッキはAIWAだったと思いますが、その後はずっと Walkman を使ってたなぁ。その後、CD が出た後は Diskman (D-250) から、1999年に Creative の NOMADが出るまで、長いこと Diskman を使っていた。(その後、2003年位に 40G の iPod が出たときに Apple に乗り換えた。)
上の写真は我が家に残っている最後の Walkman 。この WM-EX1HG はボディが銀メッキですごく綺麗。ただ、SONY なので SONYタイマーが仕込まれているのです。樹脂部分が経年劣化でネバネバする。SONY の製品にはこのような物が非常に多く、機械的にSONYタイマーが効かなかった場合、外装に対して一定時間で使えなくなるような仕組みを最初から仕込んでいるとしか思えないような商品が他にもある。かつて持っていた持ち運び用の 8mm デッキ専用カメラのグリップもネバネバしてた。機械的に動かなくなるのはしょうがないとして、外装がネバネバして使えなくなると言うのは昔の思い出を全て壊すに充分なパワーがある。もう SONY の製品を手元にいつまでも置いておこうとは思わない。
さらば Walkman 。さらば SONY 。